今日のSEED。
仲間は増えたものの、どんどん立場が悪くなるアークエンジェル、という話でしたが。本当に背水の陣、という感じの状況に追い込まれていきますね。
勝てないのに、それでも戦うのかとキラに問いかけるアスラン。
ディアッカとアスランの会話が妙に良い感じですね。苦労した者同士だけができる会話でしょうか。
ストライクの表示パネルで、次々とロックオンしていく描写。溜めに溜めてから一斉射撃。これは、ある種の爽快感を感じさせますね。ただ、どこかで感じたデジャブがあると思ったら、SEGA Saturnのマクロスだったかもしれません。溜めて離すとマイクロミサイル一斉発射みたいな感じで。考えてみれば、ゲームのこういう感覚をアニメでは上手く活用できていなかったのかも知れません。
地球軍の3機に取り囲まれ苦戦のキラ。そこに駆け付けるアスラン。アスラン、格好良い!
ゴッドフリートの直撃で打ち抜かれる戦闘艦。母艦の強さの描写ですね。
泣くのも駄目です、と言われるカガリ。この台詞は凄くいいですね。指揮官という立場を、こういう形で上手い台詞で言い表したアニメは多くないかも?
敵の少女を連れ込んだ仮面の指揮官と、それに疑問を持つイザーク。
馬鹿はおまえのほうじゃないか、という低レベルの会話が続く敵の美少年3人組。
ビームサーベルが空を切って海面を叩くと雨が降る、という描写がその場所の質感を感じさせる良い描写ですね。
小さくとも強い火は消えぬと。力強い言葉です。
宇宙に旅立つアークエンジェル。宇宙に出るために踏まれる手順の数々。そして、アスランやディアッカに一緒に行こうと誘うキラ。追い詰められた状況でも、一緒に信じて戦える仲間が増えることは良いことです。
空中戦になる。バスターでは無理だ。アークエンジェルへ。というしごく常識的なアスランの台詞。2本の足で歩くしかできない兵器が、いざとなるとジャンプして空へ飛び上がった戦艦に追いついてしまう無理な描写がないのが好感です。
思いを継ぐ者無くば、全て終わりぞ。なぜそれがわからん。そういう台詞はカガリには痛すぎる感じですね。
そして、ついに明かされるカガリとキラの関係。
そのあと、閉じる扉が横にスライドしてから手前に引っ込む感じの動きが付いているところが、なぜか凄く良かったです。
脱出宇宙船に手を掛けるキラの機体。そして、アスランの機体に手を伸ばすところが、妙に泣けるドラマとしての演出になっていますね。人型の機械であることが、演出的に生きているという感じでしょうか。更に、手を握り、MSの顔で見つめ合う二人。MSの目とMSの目で見つめ合ってしまいます。
オーブ自らの手で爆破される施設、マスドライバー。
劣勢のオーブも、これで地球軍の欲するものを渡さないことができ、一矢報いたわけですね。この戦い、実は追い詰められていたのは地球軍の方だった、という感じでしょうか。
そして、新ED。
と~のは、こんな状況でとんでもなく重い責任を背負わされてしまったマリュー・ラミアスを応援しています。
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